天蚕にも恋の季節です。天蚕ことヤママユガは、蛹から羽化するともう口はありません。何かを食べることも、水を飲むこともしません。
ただ、恋の相手を見つけて遺伝子を残す。そのために蛾になります。命長くてもは4~5日。メスは、羽化した翌日か、翌々日にはオスに会えても会えなくても卵を産みます。
なので・・・羽化したら、一刻も早くオスとメスを引き合わせて素敵な二人だけのマイホームに入れてあげないといけないんです!!
蛾を取り出すのは、指導員の係。マイホームに入れるのは私の係です。もう、慣れたもんです。まるで餅つきのごとく息を合わせてやります。
しかし、実は虫にも個性があり、逢わせた相手が気に入らない(-_-)という事態も起こります。その時は、残念ながら無精卵の卵を産むことになります。
今年は、なかなかうまくいかなくて・・・結婚相談所のおばちゃん、見立てがイマイチのようで、ちょっと心配です。(笑´∀`)
出来れば一万粒の卵をとりたいところ・・・。
二人(2匹))の入ったマイホームは、こうしてたくさんつるされます。
訪れたお客様はドン引き間違いなし!!
「君の名に自信と誇りを」垂ネーム工房 五岳館
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