近隣の村で天蚕を飼育していらっしゃるという女性がいると聞きお訪ねしました。
江戸時代から大切に住まわれている立派なお宅で、伺ったときは庭の桜の木の下でご夫婦で花見をしながら山菜料理に舌鼓をうっていらっしゃいました。初めてお会いしたも関わらず、気さくに席をもうけて下さり、ほんとに素敵な気持ちでした。
天蚕の話はもちろん、お仕事の話、趣味の話などなど話されるごとに、すごいパワフルでバイタリティあふれ、とにかく輝いているお二人でした。
「もう後期高齢者なので、あまりいろいろ出来なくて、あっ、でも海外旅行が趣味なので今年はシベリア鉄道に乗りたいの!!けれど、こんな情勢だから迷ってるの・・・。」
・・・・(^^;)、すごい、すごすぎます。
今まで、10年間ためてきた天蚕の糸で、これからは織物をされるそうです。
キラキラと輝いていました。好きなことを楽しくやり続けると、こんなに若いままでいられるのだなあとしみじみと感じました。
私もこんな風に輝いたままで、年を重ねていきたいと思いました。
目標にしたい方に出会えるってほんとに幸せだなあと思いました。
「館長は、いつも疲れたオーラが出てるよね~。眉間に皺が彫り込まれてるし、しょっちゅう整体に行ってるらしいよ・・」そんな噂が立たないようにしたいものです。
引退されたあとの天蚕の畑はそのまま貸して頂けるとのことでした。機会を頂けるなら、大切に引き続き、私たちが育てたいと思っています。
「君の名に自信と誇りを」 垂ネーム工房 五岳館
「君の名に自信と誇りを」垂ネーム工房 五岳館