最近、学校関係からよく賞状のお仕事を頂きます。
賞状書きは、大好きな仕事の一つです。これらの賞状を渡された子どもの、はにかむ笑顔が目に浮かびます。
他には書き初めなど、子ども達一人一人の名前のお手本を依頼されたりします。年が明けると卒業証書です。
こうして子ども達の名前を一つ一つ書いて感じること・・・。どんなに愛されて命名されたのかということです。
お家の人達が、頭をひねって、膨大な願いのうちから最も心に留めた思いを名前にしていることでしょう。シンプルなものからとても珍しいものまで・・・、想像すると何とも幸せな気持ちになります。
しかし現実の社会には子どもを取り巻く様々な問題があります。虐待やいじめ、非行や引きこもりも・・・。
確かに生きにくい世の中かも知れません。でもそんなとき、大人も子どもも命名の愛にあふれた瞬間を思い出してほしいと思います。
賞状の仕事、もっと腕を上げてたくさん書ける日が来るといいなと思います。
たとえ偉い人からの表彰ではなくても、心のこもった一枚を。
世界中の頑張ったすべての人に一文字一文字魂を込めて、賞状を贈りたいと思います。
『君の名に自信と誇りを』 垂ネーム工房 五岳館
「君の名に自信と誇りを」垂ネーム工房 五岳館