さて、門生達が近隣大会で活躍している姿を見逃してしまった残念賞の指導員。
その時何をしていたのかというと………、なんと大阪におりました。
実は一緒に稽古をしている門生が県の代表として表記の大会に出場していたのです。
大会が重なってしまったため、指導員は応援をかねて、各都道府県の代表選手の技と力を感じに大阪の方へ行っていました。
結果は小学生の部の優勝が広島県、中学生の優勝は東京都でした。
特に小学生の部の広島県の戦いぶりは目を見張るものがありました。
「はじめ」と言われた瞬間から、試合が終わるまで終始攻め続け、
引き技のあとも前へ、一本取ったあとも取られたあともさらにもう一本、
跳び込み、出鼻、返しと打ち込む姿は心打たれました。
攻め続ける気力と体力、打ち切ることのできる自分の技に対する自信を感じました。
五岳館の銘は「自信と誇り」その自信を支えるのは「ここまでやってきた」という積み重ねだと思っています。
この夏のオリンピックでシンクロを率いてメダルに導いた井村監督は、試合前に選手に言ったそうです。「私の9回の五輪の中で一番追い込んだ。今からたった1回の演技をできないわけがない」積み重ねてきた者だけが「できる」という確信を得るのだと思いました。
同様に、あそこまで技を出せるまでには、苦しい稽古を乗り越え、悔しさと嬉しさの積み重ねをしてきたことでしょう。
須坂市剣道大会の五岳館チーム準優勝・3位の報告に嬉しく感じた反面「今の積み重ねではまだ優勝はできないよ」と剣道の神様にいわれた気がしました。さらなる工夫と努力の積み重ねを!!新たな気持ちでまた稽古に励みます。
「君の名に自信と誇りを」垂れネーム工房五岳館
「君の名に自信と誇りを」垂ネーム工房 五岳館